太陽光パネルを撤去するときの注意事項 – 中古太陽光パネル売買マッチングサイトUPEX

太陽光パネルを撤去するときの注意事項

既に設置している太陽光パネルを買い替えたい時や、壊れてしまって直らない太陽光パネルの処分の仕方についてどうすればいいか悩むと思います。
その場合に、廃棄方法や撤去時にどんなことに気を付けるべきなのかを紹介していきますので、参考にしてみてください。

太陽光パネルの廃棄と処理について

太陽光パネルは、家庭ゴミではなく、産業廃棄物または特定廃棄物として扱われることが一般的です。ですので、資格を持つ専門業者に依頼する必要があります。自分で分解して自治体に家庭ゴミとして処分することはできません。
太陽光パネルの廃棄物は、中間処理業者によって産業廃棄物として処理され、粉砕・選別されます。ガラスや金属などはリサイクルに、それ以外の廃棄物は埋め立てられます。

産業廃棄物としての対応

太陽光パネルは、ガラス、シリコン、アルミフレーム、銅配線など、再利用可能な素材を多く含みます。しかし、これらの分別や処理には専門知識が必要です。自治体や廃棄業者と相談して、法規制を遵守した処理を行いましょう。
また使用済みのパネルは、産業廃棄物としての処理が義務付けられています。この場合、廃棄業者が適切な許可を持っているかを確認してください。

有害物質の取り扱い

一部の太陽光パネルには、カドミウムや鉛など有害物質が含まれることがあります。これらは、環境に悪影響を与える可能性があるため、特殊な処分方法が必要です。
廃棄する際は、全ての処理許可を取得している事業者に依頼する必要があります。
不法投棄や許可を得ていない事業者に依頼すると、罰則が科せられる可能性があるので注意が必要です。

撤去を依頼する専門業者の選定

太陽光パネルの撤去には、専門知識と技術が必要です。特に注意すべき点は以下の通りです。

作業の安全性と精度

ソーラーパネルの設置場所が高所にある場合、高所作業が求められます。適切な安全対策がなされていない業者に依頼すると、作業者や建物への損害リスクが高まります。撤去作業を行う業者は、安全面を十分に配慮しているか確認しましょう。

実績のある業者の選定

太陽光発電に関する豊富な施工実績を持つ業者を選ぶことが大切です。撤去後の状態やその後の処理方法についてもしっかりと対応できる業者を選びましょう。業者を選ぶ際には、口コミや評判を参考にすることも有効です。

中古市場での再利用の検討

太陽光パネルは製造から20~30年使用することができるといわれています。撤去するパネルがまだ使用可能な場合、中古市場に出すことを検討する価値があります。
中古の太陽光パネルは、特定の条件下で需要があります。たとえば、農業用設備や小規模発電施設向けに再利用されるケースが増えています。リユースパネルとして売りに出すときに、下記のポイントをチェックしましょう。

製品情報と外観・損傷部の確認

売却前に、パネルの動作状況や外観を確認しておきましょう。
また、製品情報として、太陽光パネルのメーカー・型式・年月情報(製造年月・設置年月・撤去年月)・パネルを手放す理由・リユースパネルの販売事業者名の情報提供は必須となります。
動作保証があれば、買い手からの信頼を得やすくなります。
評価やメンテナンスは専門業者に依頼するとスムーズです。

また、外観のチェックは、明るい場所にて目視検査が行われます。破損や腐食がないかなどチェックし、発電に大きく影響するような汚れがある場合はリユースが出来ません。
チェックの前に専門の業者に洗浄をお願いしておくと良いでしょう。

外観のチェックポイント

ガラスの割れ

外観の焦げ傷

バックシートの破れ

セル・タブ線・
バスバー電極のずれ

アルミフレームの変形

ケーブルの断線

ジャンクションボックスの接続不良や絶縁不良等の故障につながる要因がないこと

使用に支障をきたすような汚れがないこと

パネルの正常動作性

リユース品として利用できるかの判断として、太陽光パネルの基礎的な要素である「発電性能」と「絶縁性能」が機能しているかの確認が必要です。
見た目がキレイでも、安全に発電できなければリユースする意味がないです。

発電性能は、直近数ヶ月分の「発電実績記録」または、「保守点検記録」を提出できる場合であれば、検査は原則不要ですが、被災したパネルに関しては、記録の有無にかかわらず検査を検討する必要があります。
「目視検査記録」「絶縁性能検査結果」などを書類にまとめておきましょう。
この記録とともに、記録の責任者(売り手)の名前もまとめる必要があるので覚えておきましょう。

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買い替えの場合の処分手続き

住宅用太陽光発電の固定価格買取制度は10年で終了しますが、その後も故障などがなければ、発電した電気を自宅で使えるなど、自家消費のメリットが継続します。もし、故障や不具合で廃棄を検討されている場合、販売店などに廃棄の相談をする前に、パワーコンディショナーなどの修理や交換等を検討しましょう。

故障などで処分を検討している場合には、以下の事業者に相談してみましょう。

  • 購入した販売店、または取り付けを行った施工店
  • 屋根の葺き替えや家屋の解体を行う場合は、それぞれの工事業者(屋根工事業者、解体工事業業者)
  • 太陽光パネルメーカーの相談窓口

新しい太陽光パネルを導入する際、設置業者が古いパネルの撤去と処分を一括で行ってくれることがあります。事前に処分費用や方法について確認しておくと、スムーズに進みます。
一部の自治体では、太陽光パネルの買い替えに伴う廃棄処理費用を補助する制度を設けている場合があります。お住まいの地域の補助金制度を調べて、費用負担を軽減する方法を検討してみましょう。

また、廃棄されるパネルが環境に与える影響を最小限に抑えるため、リサイクルや適切な処理が行われている業者を選ぶことが大切です。

廃棄の手続きに必要な書類や手続き(産業廃棄物管理票など)をしっかりと確認しておくことで、後々のトラブルを防げます。

太陽光パネルの廃棄費用

太陽光パネルの廃棄費用は、撤去費、運搬費、処分費の3つで構成されており、住宅用と産業用で異なります。

ただし、この金額はあくまでも一般的な目安であり、具体的な費用は撤去する太陽光パネルの数量や条件、作業の複雑さによって異なります。また、業者によって価格が大きく異なる可能性があります。また、屋根の修理や補修が必要な場合は、追加の費用が発生することも考慮する必要がありますので、
注意いたしましょう。

住宅用
撤去費 約5~15万円
運搬費と処分費 約5~15万円
廃棄全体にかかる費用 約10~30万円
産業用
太陽光パネルや架台の廃棄費用 0.57万円/kW
基礎の廃棄費用 1万円/kW程度
50kW以上の産業用太陽光(野立て)での廃棄コストの相場 約2万円~/kW

ただし、この金額はあくまでも一般的な目安であり、具体的な費用は撤去する太陽光パネルの数量や条件、作業の複雑さによって異なります。また、業者によって価格が大きく異なる可能性があります。また、屋根の修理や補修が必要な場合は、追加の費用が発生することも考慮する必要がありますので、
注意いたしましょう。

まとめ

太陽光パネルの撤去や処分には専門的な作業と適切な手続きが必要です。信頼できる業者の選定や、リサイクル業者との連携、そして環境に配慮した方法で処理を行うことが重要です。買い替えを検討する際や破損した場合、しっかりとした対応をすることで、スムーズな処分と新しいパネルの導入が可能になります。
太陽光パネルのリサイクルや環境への負荷を抑えた廃棄方法は日々検討されているため、処分が必要になった際には社会や環境に配慮した方法を選択していきたいですね。

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