太陽光発電設備の廃棄について – 中古太陽光パネル売買マッチングサイトUPEX

太陽光発電設備の廃棄について

産業用や家庭用太陽光パネルの廃棄をどのように行うのかご存じでしょうか?
太陽光パネルの廃棄処分には知識が必要になってきますので、今、既設の設備がある方、これから廃棄を検討している方は前もって正しいステップを調べておきましょう。
今回は、その廃棄の方法と注意点をご紹介いたします。

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太陽光パネルは産業廃棄物

太陽光パネルには鉛、カドミウム、セレンなどの有害物質が含まれているため、撤去後は産業廃棄物として適切に処分する必要があります。たとえ知識があっても、自分で分解して一般ゴミとして捨てることは違法です。

撤去・廃棄を依頼する際は、以下の資格・許可を持つ専門業者を選びましょう

  • 電気工事士(一種または二種):安全に電気配線を処理するために必要
    産業廃棄物収集運搬業
  • 処分業の許可:適切に廃棄物を処理するために必須
  • 建設業の許可(請負金額500万円以上の場合)

無資格業者や自己処理をすると、不法投棄や感電・転落事故のリスクがあり、環境破壊や法律違反につながる可能性があります。安全かつ適法に処理するため、業者の資格を事前に確認し、信頼できる専門業者に依頼しましょう。

太陽光パネルの廃棄処分は必ず専門業者へ委託しよう

太陽光パネルの廃棄処分は必ず専門業者へ委託しましょう。
太陽光パネルを自分もしくは、知識のないものが処理をしようとするとリスクがあることはご理解いただけたかと思いますが、以下の危険があるため専門業者へ委託が必要になります。

  • 放置するとショートしたり、感電の恐れがあるため。(接続を切るための専門スキルが必要)
  • 屋根上など高い位置に取り付けられているため。(高所作業や技術と知識が必要)
  • パネルが重たくて危険がある(重量物の取り扱い)
  • ガラスが破損している場合の怪我のリスク(ガラスの取り扱い)
  • 鉛などの有害物質が含まれる可能性(有害物質の取り扱い知識)

電気遮断など、パネルとパワーコンディショナー等の電気経路を切断するためには、専門の知識とスキルが必要です。電気工事士の資格が必要であり、ミスをしてしまえばトラブル原因になります。
また、屋根などに太陽光パネルを設置している場合は高所での作業になります。こちらも経験や知識がないと危険が伴います。万が一があった場合、怪我につながります。

また、重量物であることやガラス製の取り扱いであることにも注意が必要です。
ガラスが割れてしまったり、重さで怪我なども起こりますので、リスクを考えても専門業者へ依頼することが大事です。

太陽光パネルを廃棄する業者について

太陽光パネルを廃棄する主な業者は、産業廃棄物収集運搬業と処分業の許可が必要なため、家屋などの解体業者や、太陽光パネルのリサイクル事業を行う業者です。
環境通信輸送株式会社、株式会社高良、株式会社浜田、 株式会社環境保全サービスなどがあげられます。

太陽光パネルの廃棄処分にかかる費用

太陽光パネルを廃棄する場合にかかる費用は、パネル数によっても異なってきますが、一般的に50kW以上の産業用の場合は、1kWあたり2万円程度の費用がかかるといわれています。

100kW分の太陽光パネルであった場合、廃棄にかかる費用は単純に200万円程度です。

また、18kg以下の重さの単結晶ソーラーパネルは、1枚あたり1,200円程度で処分してもらえますが、いざ、廃棄となった場合に太陽光パネルを破棄する費用を払えないといったケースも今後増える可能性があります。

太陽光パネルは前でもお伝えしたように、カドミウムなど有害な物質が多量に含まれています。
不法投棄の問題も増える可能性があるので、今のうちから廃棄までにある程度の見通しを立てておく必要があります。
個人で数多くを保有している場合にはとくにその必要があるでしょう。

2022年7月から廃棄費用の積立が義務化

廃棄するの結構費用がかかる太陽光パネルですが、2022年7月1日から、太陽光発電に関する廃棄費用の積立制度が始まっています。

太陽光発電の廃棄費用は、電力広域的運営推進機関(推進機関)に積み立てることが義務付けられています。
ただし太陽光パネルを設置しているすべての事業者や個人に対して義務付けられるわけではなく、当面は10kW以上の発電事業者のみ(全量・余剰共に)です。

目的としては、不法投棄やずさんな管理を防ぐことにあり、太陽光パネルが大量に破棄されることがないよう適正な廃棄を促すためとしています。

まずは規模が大きいところからスタートするということなので、積立金の必要性や理解が広まることになるでしょう。
この積立金は20年のFIT制度のうち、調達期間が終わる日の10年前からの10年間で積み立てられます。
積立額は、売電収入から源泉徴収方式で天引きされ、そして廃棄費用はこの積立金の中から支払われます。

積立基準額は、FIT認定年度、入札区分、容量によって異なり、
積立金の額は「積立基準額」×「売電量」で決められます。

廃棄費用が予想以上にかかった場合は、持ち出しとなりますが、一気に全額負担するよりはかなり楽になるでしょう。

太陽光発電設備の廃棄等費⽤積⽴制度について詳しく知りたい方は、資源エネルギー庁のサイトをご確認ください。

太陽光パネルを廃棄したあとに気を付けたいポイント

<屋根上設置の場合>雨漏りがないか

一般的に住宅に設置される太陽光パネルは屋根の上に設置します。
撤去する際に不慣れな業者が行うと屋根に穴が開いたりと、屋根を痛めてしまう恐れがあります。また、10年以上パネルを設置している方がほとんどですので、外した後、屋根の色目が変わっていることも良くあります。更に多くの屋根は屋根に穴を開けて太陽光パネルを設置しているので、その穴もコーキング材などで埋めなければいけません。どういう状態なのかどういう施工をしたのか屋根に登る前に施工業者に写真にとってもらうことをお薦めします。取り外しの際の屋根の状態確認や修繕が適切に行われないと雨漏りを起こす場合があります。

<野立て設置の場合>土地の再利用

産業用の太陽光パネルを野立てで設置した際に、土地の地目を雑種地にしていることが大半です。雑種地は固定資産税が宅地についで、2番目に高く設定されています。
そのため撤去後もそのままの地目にしておくと、高い固定資産税を支払い続けなければいけません。

太陽光パネルを廃業する場合、その土地の再利用計画もしっかり決めておきましょう。

一般的な地目別の固定資産税評価の目安

産業用 説明 固定資産税評価の目安(円/㎡)
宅地 住宅や商業施設が建てられる土地 5万円~30万円(都市部は高額
農業用地(田んぼ) 数百円~数千円
農業用地(畑) 数百円~数千円
山林 森林として管理されている土地 数百円~数千円
原野 耕作されていない土地 数百円~数千円
牧場 牧草地として利用される土地 数百円~数千円
雑種地 その他の用途の土地 1千円~数万円

注意点:

  • 固定資産税の評価額は路線価や倍率方式によって決まります。
  • 都市計画区域内外で評価額が変わることがあります。
  • 特例措置(例えば、農地の課税軽減措置)が適用される場合があります。
固定資産税地目別順位
1位 宅地
2位 雑種地、鉱泉地
3位 山林、原野
4位 田、畑、牧場
5位 池沼

※土地の評価額は自治体や地域によって異なります。

まとめ

今回は太陽光発電のパネルを廃棄する方法や費用について解説しました。太陽光パネルを廃棄するのは、なかなか手間がかかります。また費用も安くはありません。
しかし太陽光パネルの寿命は20~30年と長く、今すぐ費用がかかることはないので、「廃棄するには時間と費用がかかる」と覚えておきましょう。

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